密度勾配遠心法
GLOSSARY
用語集
密度勾配遠心法
人工授精や体外受精で用いる精液を調整し精子を分離する方法。 施設により調整方法は様々で、そのうちのひとつが密度勾配遠心法。 形の良い精子や運動精子は比重が高く、奇形の精子、不動精子、未熟な精子は比重が低い。密度勾配液を用いて遠心分離を行うと、比重の低い精子は上層へ、比重の高い精子が試験管の底に沈殿するため、形の良い運動精子を選択的に回収することができる。また雑菌や精液中の不純物や変性細胞、奇形精子、死滅精子などを取り除くことができる。