ターナー症候群
GLOSSARY
用語集
ターナー症候群
ターナー症候群は、染色体が多くの女性と少し異なるために起こる、生まれつきの体質。ターナー症候群は女性にのみに起こる。 生まれつきの体質であり、後天的になることはない。ただし、症状の程度や表面化してくる時期が人によって異なり、生まれた時にはわからなくても、後になってターナー症候群とわかる場合がある。
染色体のうち2本は性染色体と言われ、多くの女性はX染色体を2本持っている。
ターナー症候群の女性は、2本のX染色体のうち1本の全体または一部が欠失している。
ターナー症候群の特徴
すべてのターナー症候群の女性に以下の特徴を認めるわけではない。
複数の特徴を持っていることが多い。また、特徴の程度も人によって異なる。
低身長:ターナー症候群の女児の出生時の身長は平均約47cmで、ターナー症候群ではない女児と比べるとおよそ2cm小さい。多くはその後の身長の伸びが小さく、3歳ごろから一般集団に比べて小さいことが目立ち始める。思春期時期の身長増加も小さく、無治療の場合、大人になったときの身長は138cm前後となる。
二次性徴が現れないことが多い:一般的な女性は、平均10~12歳ごろに乳房が膨らんだり、月経がはじまったりする。これは二次性徴と呼ばれ、卵巣から血液中に分泌される女性ホルモンの働きによりおこる。ターナー症候群の女性では、卵巣の機能が弱いことが多く、二次性徴は起こらないか、乳房が膨らんだのみで月経が来ないなどのように不完全。
身体的な特徴:首から肩にかける皮膚にたるみがある(翼状頚という)、肘から先の腕が外に離れる(外反肘とよぶ)、背中側の髪の毛の生え際が低い、手足の甲がむくむ、などの特徴がある。
知的面:一般的にターナー症候群の女性は、知的に正常で、まじめな性格の人が多い。算数(図形)や体育が苦手など、得意不得意は存在するが、ゆっくり時間をかければ、理解できるようになる。ただし、一部のターナー症候群の女性では知的障害を伴うこともある。