プロゲステロン(P4)

GLOSSARY

プロゲステロン(P4)

黄体ホルモン。排卵後の卵胞が黄体となり分泌する。子宮内膜を着床可能な状態にするのに欠かせないホルモンである。

黄体ホルモン剤の飲み薬でよく使われる製剤  

・ルトラール(クロルマジノン)

・デュファストン(ジドロゲステロン)

・プロベラ、ヒスロン(メドロキシプロゲステロン)

 

黄体ホルモン剤の注射剤

黄体ホルモンの注射剤は筋肉注射になるため、多少の痛みを伴う。

飲み薬よりも即効性が期待されるものが多い。  

・プロゲステロン製剤(プロゲデポーなど)

・hcg

*hcgはゴナドトロピン製剤で、黄体ホルモンそのものではなく、黄体を刺激して黄体機能を活性化させることで黄体の形成を促す。

 

黄体ホルモン剤の膣座薬

膣内に直接挿入されるため、ホルモンが直接子宮内膜に作用しやすく、全身への影響を最小限に抑えることができる。

・プロゲステロン製剤(ウトロゲスタン、ルティナス、ルテウムなど)