胞状卵胞
GLOSSARY
用語集
胞状卵胞
胞状卵胞は、卵巣内で長く眠っていた原始卵胞が目覚め、数ヶ月かけて発育した結果、2~5mmほどに成長した卵胞を指す。通常、月経時に超音波検査で確認できるのがこの胞状卵胞であり、この時点で初めて視認可能な大きさとなる。この段階の卵胞は「卵胞数(AFC)」としてカウントされ、特に不妊治療においては、月経3日目頃の検査で、採卵可能な卵子数の目安として重要視される。また、胞状卵胞はAMH(抗ミュラー管ホルモン)を分泌しており、AMH値は卵巣予備能や採卵数の予測指標になる。