一般不妊治療から高度医療まで、多岐に渡る治療が可能
英ウィメンズクリニック.さんのみやクリニックでは、タイミング法や人工授精といった一般不妊治療はもちろん、体外受精、顕微受精といった高度生殖医療まで対応しています。また、保険診療と組み合わせて受けることのできる先進医療にも対応。個々の患者様の状況にあわせて必要な治療のご提案を行います。

初診で行う検査は以下の項目
女性の場合、月経周期にあわせて、月経期、排卵前、排卵期、排卵後にそれぞれの検査を行います。男性も合わせて精液検査をおすすめしています。男性の検査は女性のタイミングに合わせていつでも受けられます。
①月経3〜5日目に実施する血液検査
健康状態チェック、甲状腺機能検査、プロラクチン測定、男性ホルモン測定、月経期 FSH LH検査、超音波検査、子宮頚癌検診、クラミジア抗原検査(頸管擦過)、膣内細菌検査
②月経の7〜12日目頃の検査
子宮卵管造影、子宮鏡検査
③月経20日目頃(排卵後7日目前後)に実施する血液検査
黄体期ホルモン測定(高温相7日目頃採血)、抗クラミジア抗体検査
(その他自費の検査)
抗精子抗体 (SI50)、AMH測定、感染症検査 (1年ごとに更新)、B型肝炎・C型肝炎・梅毒・HIV、風疹抗体・血液型

英ウィメンズクリニック(さんのみやクリニック)の高度医療
保険適用と合わせて受けられる先進医療は以下の項目で対応しています。必要な人に必要な検査、治療法の提供ができるのも、先進医療の先駆者的な立ち位置にある英ウィメンズの特徴の1つです。
・IMSI
高倍率(1,000倍以上)の観察を行うための専用の顕微鏡を使用することにより、より形態が良好な精子を判別し、顕微授精に用いる治療方法。
・SEET療法
体外受精で自然妊娠と同様のシグナルを子宮に届け、着床しやすい子宮内膜を作り出す技術です。具体的には、受精卵の成長過程で分泌されたエキスを子宮に戻すことで、胚が「来るぞ」というシグナルを送り、子宮を着床に適した状態にすることを目指します。これにより、妊娠率の向上を図ります。
・二段階胚移植法
同じ移植周期において、2-3日目の初期胚と5-6日目の胚盤胞を時期をずらして移植する方法。最初に初期胚を移植して胚のシグナルを子宮に届け、子宮を着床しやすい状態にする。その後、胚盤胞を移植して着床を促進する。
<SEET療法・二段階胚移植法について>
・子宮内膜スクラッチ
子宮内膜スクラッチは、胚移植前の周期の黄体期に子宮内膜にわずかな傷をつけることで、子宮内膜の受容能を高める方法。この傷が修復される際にホルモンやサイトカインが働き、子宮内膜の機能が向上すると考えられている。研究によれば、この方法を用いることで妊娠率が向上し、流産率が低下する効果が報告されている。
・ヒアルロン酸を用いた生理学的精子選択術
ヒアルロン酸が塗布された特別な皿に精子を添加し、ヒアルロン酸と結合する精子を選別して顕微授精を行う方法。これにより、成熟した精子を選ぶことができ、胚発生の改善や流産率の低下が期待でき、成熟度の高い精子を選別できる。
・子宮内膜受容能検査(ERA)
子宮内膜が胚の着床に適した状態となる一般的な時期を調べる検査。プロゲステロン投与開始から約5日後の時点で、子宮内膜に着床能があるかどうかを判定する分子生物学的検査。
・子宮内細菌叢検査1(EMMA-ALICE)
子宮内膜に存在する細菌を網羅的に分析する検査。世代シーケンサーを用いて細菌のDNAを調べることで、妊娠成功との関連が認められているさまざまな子宮内膜の細菌群を検出する。
・子宮内細菌叢検査2(子宮内フローラ検査)
子宮内に存在する細菌叢(さいきんそう)と呼ばれる子宮内フローラを調べる検査。子宮内にラクトバチルスが多いと妊娠しやすいという研究がある。
・膜構造を用いた生理学的精子選択術
ZyMōt(ザイモート)スパームセパレーターという精子選別装置を使用し、遠心分離を行わずに良好運動精子を選別できる方法。

卵管鏡下卵管形成術(FT)に対応も
卵管に障害がない場合、卵管を広げる手術「卵管鏡下卵管形成術(FT法)」によって自然妊娠を期待できます。英ウィメンズクリニック(さんのみやクリニック)では、FT法にも対応しています。FT法は詰まっている卵管を通すために行うカテーテル手術です。実は、FT法は技術習得が難しいため、日本でFT法を行える施設は、英ウィメンズクリニックを合わせて36施設しか実施ができない方法です。保険適用の上、日帰りで行える手術のため体の負担も少ない方法です。
<卵管鏡下卵管形成術(FT)の詳細はこちら>

不妊コーディネーター、心理カウンセラー在籍で相談できて安心
英ウィメンズクリニック(さんのみやクリニック)では、不妊コーディネーターや、心理カウンセラー、不妊カウンセラー、管理栄養士といった、心強いスタッフがいるため、治療の不明点や、心理面での悩みなどを相談することが可能です。治療中にわからなくなったこと、パートナーとのやり取りで悩むことなど、気軽に相談できる体制が整っています。
<ご相談の詳細はこちら>
二人目不妊でも安心。子連れ待合室や預かり施設完備
二人目不妊の場合、子連れで治療に足を運ぶ必要があることも場合によってはあります。そんなときに預け先がすぐに見つかれば良いですが、難しいという声も少なくありません。英ウィメンズクリニック.さんのみや院では、二人目不妊の方のために、親子で待てる待合スペースがあります。他の患者さんとフロアが異なるため、気兼ねなく一緒に待つことが可能です。

また、同建物内にある、外部の一次預かりサービス「PORTO」と提携しています。どうしても預ける人がいない、などの場合は、診察の合間に預けることもできます。

- 対象年齢:0歳6ヶ月〜未就学
- 営業時間:10:00~17:00 不定休
営業日については Instagram をご確認ください。
- ご利用料金
0歳6ヶ月〜未就学:4,200円のところ 1,500円/3時間まで(お子様おひとりにつき)
*下記については一時預かりは対象外となります。
・採卵など全身麻酔を伴う手術・検査
・ヨガ・スマイルビクス・アロマ・整体 (レーザー・鍼灸・カウンセリングは可)
<詳細はこちら>
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