【栄養学からみたシェフのレシピ㉜】おからのタルト

ARTICLE

2024.12.16

栄養

【栄養学からみたシェフのレシピ㉜】おからのタルト

今回は、和のイメージを持つ「おから」を、おしゃれなタルトに仕上げてくれるレシピの紹介です。

食物繊維や質の良いタンパク質などの豊富な栄養を、手軽にとってみませんか?

おからのタルト

【 おから 】

おからとは、豆腐を作る過程で豆乳を絞ったあとに残る物質で栄養がないイメージを持つ方もいるかもしれませんが、

実は、カリウムやカルシウム、鉄、食物繊維などの栄養素をはじめ、イソフラボンやサポニンなども含む、

注目すべき逸材とも言えます。

食物繊維は胃や小腸で消化・吸収されずに大腸まで届き、腸内環境の改善や便秘の予防など、お腹の調子も整えてくれます!

材料

【材料】

おから 100g

にんじん 30g

長ネギ  1/2

とうもろこし 30g

出汁  200cc

醤油  大さじ1

味醂  大さじ1

砂糖  小さじ2

ごま油 大さじ1

タルト市販のもの

※トッピング

カニのほぐし身(カニカマでも可)

そら豆

 

エディブルフラワー(お好みで)

作り方

① にんじんは長さ3cmほどの千切り、長ねぎは小口切りにし、白い部分と緑の部分を分けます。

 

② フライパンにのごま油(大さじ1杯)と長ねぎの白い部分を入れ、長ねぎがしんなりするまで中火で炒めます。

 にんじんを加えてさらに2分ほど炒めます。

 

③おからを加えさらに1分ほど炒めます。出汁以外の調味料を加えてなじませます。

 

④出汁を加え10分ほど弱めの中火で炒め煮にします。この時に底が焦げないように木べらでかき混ぜて下さい。

 

⑤煮汁が少なくなったら火を止め、塩やごま油を加えて味を整えます。

 

⑥長ネギの緑の部分をフライパンにごま油をしき、しんなりするまで炒めます。粗熱を取り、⑤に混ぜ合わせます。

 

⑦タルトにおからを盛り付け、トッピングを乗せて出来上がりです。

 

 

 

 

 

・写真

・コメントひとこと

info@tgp-ninkatsu.com

こちらまでお送りください。

本日お話をおうかがいした方

蒲原ゆばこ

福岡県北九州市出身 佐伯栄養専門学校卒業 17歳で2型糖尿病発症をきっかけに、栄養学を学ぶ 外食産業で活躍する栄養士を目指し、 社員食堂や、デパ地下のお惣菜の商品開発を行う
30歳から板前修行を始め、 32歳で銀座つるとかめの初代板長として7年勤務 毎日食材に触れ、 食材の変化を通じて地球のSOSを敏感に受け止める役目を負っているのではかと気付き、 地球と人に優しい食事を 患者✖︎料理人✖︎栄養士として、和食をベースに研究している。
人生のテーマ: 地球の健康=人間の健康
賢く血糖値を管理

テーマ:

会員限定記事

会員限定の記事です。
ログインしてからご覧ください。会員登録は無料です。

RANKING⼈気記事

KEYWORDタグ一覧人気のタグ

CATEGORY