【インタビュー】31歳、入籍前の検査で知った「卵子残数 40代後半相当」。後悔しないための「合理的」な決断とは
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妊活お役立ち情報
「31歳、まだ若いから大丈夫」そんな根拠のない自信は、一瞬で打ち砕かれました。
入籍を目前に控えたさかきさん(仮名)を待ち受けていたのは、ブライダルチェックで突きつけられた「40代後半相当」という卵子残数の現実。一刻を争う状況下で、彼女が下した「ある決断」とは。後悔しないための妊活の歩みを伺いました。
「念のため」の検査で突きつけられた、予想外の現実

――まずは、妊活を意識し始めたきっかけを教えてください。
さかきさん: 夫との年齢差(10歳差以上)があったので、結婚の3ヶ月前から意識はしていました。入籍予定の7月に、二人でブライダルチェックを受けようと話し合っていたんです。
――そのタイミングで、AMH(卵巣予備能)検査も受けられたのですね。
さかきさん: はい。不妊治療を経験していた同い年の友人から「早めに検査を受けた方がいい」と助言をもらったのが大きかったです。
その言葉と夫との年齢差を考えて、念のために受けたのですが……結果は「卵子の残数が40代後半相当」という、0点台の数値でした。
――31歳という若さでその数値を知らされた時、どのようなお気持ちでしたか?
さかきさん: 正直に言って、ものすごく焦りました。でも、「あの時、事実を正しく知ることができて本当によかった」と思っています。もし「まだ若いから大丈夫」と数年放置していたら、取り返しのつかない後悔をしていたはずですから。
迷いなき決断。「一刻も早い体外受精へ」

――検査結果を受けて、すぐに治療のステップアップを決められたそうですね。
さかきさん: 医師からも「一刻を争う状況」と言われ、迷いなく初めから体外受精に取り組むことにしました。
友人から紹介してもらった三軒茶屋Artクリニックさんにお世話になったのですが、友人からの信頼できる情報が事前にあったので、安心して踏み出すことができました。
――治療の内容もハードだったかと思いますが、振り返ってみていかがですか?
さかきさん: 時間通りに膣錠を使ったり、自分でお腹に注射を打ったりするのは、やはり身体的に辛い部分もありました。
でも、「後悔は先には立たない」という思いが私を突き動かしていました。もしダメだったとしても、「あの時できることは全てやった」と思えるように、合理的にできることは全てやる覚悟で向き合っていました。
ネガティブの渦から救ってくれた「没頭できる時間」

――不妊治療はメンタル維持が非常に難しいと言われます。さかきさんはどう乗り越えていたのでしょうか。
さかきさん: 治療の結果に一喜一憂して、ネガティブな思考に陥りそうな時は、趣味の「観劇」に救われました。
舞台の世界に没頭することで、意識を強制的に別の場所へ向けられたんです。自分をネガティブな渦から引き離してくれる「没頭できる時間」の存在は、治療を完遂する上での大きな力になりました。
「いつか」ではなく「今」動くことが、自分を守る

――最後に、今まさに悩んでいる方や、これから妊活を考える方へメッセージをお願いします。
さかきさん: 女性が男性よりも若かったりすると、つい「入籍してから」「落ち着いてから」と考えがちですが、時間は待ってくれません。「今この瞬間が、人生で一番若い」んです。
――さかきさんにとっての「合理的選択」とは、まさに「今、動くこと」だったのですね。
さかきさん: そう思います。治療が思うように進まない時期もありましたが、「もしあの時気づかなければ、数年後に後悔していた。
だからあのタイミングが自分にとっての最短だったんだ」と自分に言い聞かせていました。まずは検査だけでも早めに受けてほしい。それが、未来の自分に対する一番の誠実さだと思っています。
スピード感を持って治療に向き合ったさかきさん。現在は無事に新しい命を授かり、今年、出産という人生の大きな節目を迎えようとしています。
本日お話をおうかがいした方
さかき(32歳・仮名)さん
入籍前のブライダルチェックで、卵子残数が40代後半相当(AMH 0点台)だと判明。「今が一番若い」と心得て即座に体外受精を決断し、迷いのない選択でスピード妊娠を叶える。現在は不妊治療を卒業し、2026年内の出産を控えるプレママ。趣味は、治療中の心の支えにもなった観劇。
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