夢みるよもぎ蒸し代表秋田さんに聞く「よもぎ蒸しの魅力」

妊活中に気を付けたいことの一つに体の冷えがあります。そこで妊活の歩み方編集部は、薬草の蒸気で身体を温める「よもぎ蒸し」に注目。約600年前から韓国では伝統的に行われてきた民間療法で、女性特有の悩みと心を癒してきたと言われています。よもぎ蒸しの魅力について、漢方黄土よもぎ蒸し専門サロン「夢みるよもぎ蒸し」を運営する株式会社オータムヒルズ代表取締役の秋田佳寿美さんに、お話を伺いました。

遠赤外線で体が芯から温まる「漢方黄土よもぎ蒸し」

編集部：まず、よもぎ蒸しについて教えてください。

秋田さん：よもぎ蒸しは、薬草を煎じた蒸気を子宮周りや下半身の粘膜から吸収させて集中的に温めることによって、女性特有の不調などを自分の力で癒していくものです。当サロンでは「漢方黄土よもぎ蒸し」を専門に行っています。黄土で作った陶器製の壺に漢方薬草を入れて煎じ、穴が開いた黄土製の椅子に座り、その蒸気を下半身の粘膜や皮膚から吸収させます。

編集部：黄土とは、どんな特徴があるのですか？

秋田さん：黄土は土の一種で、昔からよもぎ蒸しに使われていたとされています。一般的なプラスチックや木製の座器、ステンレス製の鍋などを使用したよもぎ蒸しよりも、より多くの遠赤外線を放射することが期待されています。実際にお客様からは体の芯の温まり具合が違う、汗が滝のように出た、翌日も体が温かったといった感想をいただいています。

■よもぎ蒸しとの出合い

編集部：秋田さん自身、よもぎ蒸しに出合ったきっかけは何だったのでしょうか？

秋田さん：私がよもぎ蒸しに出合ったのは、今から10年ほど前です。当時、ダイエット関連の商材に携わっておりまして、お客様のサイズを測定する機会が多くありました。その中で、痩せる方と痩せない方の差は何だろうかと考えた時に、測定する際にお腹が冷たい方は痩せにくいということに気付いたんです。

編集部：体が冷えているということですね。

秋田さん：そうなんです。私自身も末端冷え性でほとんど汗をかかない体質だったこともあって、もともと体を芯から温める方法に興味がありました。ちょうど知人から黄土のよもぎ蒸しの話を聞いて、体験してみたんです。びっくりするほどの汗が出て、翌日も体が温かいままで感動しました。

これはダイエット中の痩せにくい人がよもぎ蒸しを取り入れたら、体が温まって痩せやすくなるのではないかと思って、薦めてみたんです。そうしたら、よもぎ蒸しが良いとどんどん口コミで広がっていきました。

「夢みるよもぎ蒸し」の名前に込めた思い

編集部：そこで「夢みるよもぎ蒸し」が誕生したんですね。名前の由来は何なのでしょうか？

秋田さん：よもぎ蒸しで体が温まるって素晴らしいな、微力ながら社会も変えられるんじゃないかと思って、私が友人にこの話をしたら「夢みる夢子ちゃんだ」と言われたことがありまして（笑）、そのことも由来しています。よもぎ蒸しで体が温まると、表情がこわばっていた方の顔がピンク色になって笑顔になるんです。性格まで変わってくる印象もあります。

人間関係に悩んでいる方がスムーズに行くようになったとか、家庭円満になったとか。お母さんが明るくなったら、家族も明るくなるんです。よもぎ蒸しを通じて、みんなが笑顔になれば世界が平和になっていくのでは、なんて夢みています。

編集部：素敵ですね。

秋田さん：それから、女性の開業支援をして夢を叶える応援をしたい思いもあるんです。よもぎ蒸しのサロンは、初期費用も少なく、畳1畳分の広さがあれば自宅でも開業できます。みなさん、夢があったと思うんです。でも結婚や出産、子育てで、いつの間にか自分の夢を後回しにしてきて、40代後半から50代にさしかかった時にこのままじゃいけないと思う方が多くいると感じています。

何歳からでも夢に向かってスタートできると私は思っています。その夢を思い出して欲しい。そして、よもぎ蒸しサロン開業が、その夢を叶えるきっかけになれば良いなと。そんな思いもあって「夢」を使ったネーミングにしました。

妊活中のよもぎ蒸しの活用法とは

編集部：妊活中の方も「夢みるよもぎ蒸し」にいらっしゃいますか？

秋田さん：はい。妊活を始めて1年から2年くらいの方で、クリニックで治療しつつ、よもぎ蒸しを併用している方、または鍼灸と併用している方も多くいらっしゃいます。

体を温めると、ふわふわと気分がリラックスするのが一番大きいと感じています。お客様から不妊治療が精神的にしんどいという声を聞くことがありますが、よもぎ蒸しで温まってリラックスすると、眠れない方もよく眠れるようになったと言われることもあります。年間30人くらいのお客様から妊娠報告をいただいたこともあります。

編集部：妊活中向けの薬草もあるのでしょうか？

秋田さん：妊活中の方は、子宮、婦人用の専用薬草というものを使います。1種類の薬草ではなく、相乗効果を期待してさまざまな薬草をミックスさせたものです。

この専用薬草が、一番お腹が温まると私自身も感じています。余談ですが、妊活が目的でよもぎ蒸しに来たけれど、肌や髪の調子が良くなったという声もよく聞きます。肌の色がワントーン上がったとか、肌がしっとりしたなど言われます。

編集部：よもぎ蒸しは何分くらい行うものですか？


秋田さん：当サロンでは、1回40分ほどですが、ずっと座りっぱなしで行うのではなく、効果的な入り方をお伝えしています。最初に足蒸しをして足を温めるんです。足って冷えている方が多いんですよ。

それから座っていただいてボディが30分、最後は背中蒸しで仙骨を温めます。背中のほうも温めると、本当に血流が良くなるようです。元気になったとか、イライラしなくなったなどおっしゃる方もいます。

編集部：どのくらいの頻度で通うのが良いでしょうか？生理中は通えますか？

秋田さん：通いたい放題のコースもあるのですが、だいたい週2回ほどで落ち着く方が多いですね。1週間から10日に1回くらいでも、だいぶ体が変わってくると思います。体温が上がるので、体の温かさを実感される方も多いです。

採卵や胚移植の前日だけにいらっしゃる方もたまにいらっしゃいますが、可能であれば、その1か月前くらいからコンスタントに通っていただくほうがおすすめです。よもぎ蒸しは、生理中はできません。しかし都合でなかなか来られない方は、経血が少なくなった頃にショーツを履いて足蒸しをお薦めすることがあります。

「夢みるよもぎ蒸し」のこだわり

編集部：「漢方黄土よもぎ蒸し」を専門ということで、先ほど黄土の特徴について伺いましたが、秋田さんが黄土にこだわる理由についてお聞かせください。

秋田さん：よもぎ蒸しというと「薬草を蒸して座るだけでしょう？」と思われがちですが、それは違います。黄土はコスト的に高いのですが、やはり良いものを提供したい、本来のよもぎ蒸しを知って欲しいという思いから、こだわっています。黄土で作った陶器製の壺にコンロを入れて蒸すのですが、椅子も黄土なので、相乗効果で200度くらい温度が上がると言われています。

高い遠赤外線効果が期待できて、やはり体の温まり方は格別です。椅子自体は熱くならないのでご安心ください。また黄土は抗菌作用や速乾性があるので、たくさん汗をかいてもすぐに乾いてしまうので問題ありません。

編集部：蒸し剤となる漢方薬草へのこだわりはあるのでしょうか？

秋田さん：当サロンで使用している漢方薬草は、すべて無農薬で栽培されたものです。加工は乾燥と裁断粉砕のみで、化学的な処理は施されていないものを使っています。目的別に合わせて漢方生薬を配合したものを、韓国から取り寄せています。

編集部：その他、こだわりがありましたら教えてください。

秋田さん：よもぎ蒸しに入る時に、生姜湯を提供しています。生姜は温める効果があることで知られていますが、この生姜湯を飲んでもらってからよもぎ蒸しに入っていただくと、より体の温まりを感じていただけるかと思います。

飲まない時と飲んだ時との違いをお客様にお聞きすると、生姜湯を飲んで入った時のほうが、より汗が出やすく温まるという方が大多数です。漢方黄土よもぎ蒸しとの相乗効果を体感していただけたらと思います。

夢みるよもぎ蒸し店舗のご紹介

■夢みるよもぎ蒸し®オータムヒルズ　＜詳細はこちら＞
大阪府大阪市浪速区日本橋東３－１４－１０ ＧＳ日本橋４０４号
■夢みるよもぎ蒸し® ハーブコンシェルジュ　＜詳細はこちら＞
大阪府大阪市東住吉区杭全１－１７－１０　サンシャインビル３Ｆ
■夢みるよもぎ蒸し®えん蒸すび　＜詳細はこちら＞
東京都江戸川区西小岩1-30-11ハイホーム沖田302
■夢みるよもぎ蒸し®ディアポニー　＜詳細はこちら＞
静岡県静岡市葵区常磐町2-1-7
■夢みるよもぎ蒸し®ever green　＜詳細はこちら＞
大阪府八尾市東本町3丁目8-26板倉第二ビル502号
■夢みるよもぎ蒸し®弁天町駅前店　＜詳細はこちら＞
大阪府大阪市港区市岡元町３丁目３－１０プライムコート２０１
■夢みるよもぎ蒸し®ほんわか　＜詳細はこちら＞
埼玉県さいたま市浦和区岸町4-23-16　レイナード203

■夢みるよもぎ蒸し®成増店　＜詳細はこちら＞

東京都板橋区板橋区成増１－３１－６成増クリーンビル６０１

■夢みるよもぎ蒸し®八王子店　11月1日OPEN　＜詳細はこちら＞

東京都八王子市明神町３丁目２２－８　エスアイハイム２０２号室