患者さんの気持ちに寄り添ったこだわりも|広島HARTクリニック【後編】

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2024.08.09

不妊治療

クリニック

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患者さんの気持ちに寄り添ったこだわりも|広島HARTクリニック【後編】

生殖補助医療(ART医療)に特化した広島HARTクリニック。患者さんにとっての「ラストリゾート(最後の砦)」として、体外受精を中心に、胚移植、卵子・精子・受精卵の凍結保存など、最先端で専門的な技術を集積し、それを最大限活用した不妊治療を行っています。

院長の向田哲規先生に、妊活の歩み方編集部がお話を伺いました。

 

>>体外受精を中心にした最先端の生殖補助医療を提供【前編】こちら

 

希望があれば次の周期から体外受精開始も

編集部: 体外受精に特化したクリニックということで、初診から治療開始までの流れを教えてください。

 

向田先生:初診の方は、まずウェブ上で問診の情報を入力していただき、来院時にパンフレットやDVDで治療法を理解いただいた上で医師の診察があります。患者さんの状態によって最善の治療方法は異なるので、初診時には、しっかりと診察時間を取って、これまでの経過と現状をしっかり把握します。

その上で一人ひとりに合った治療法を提案します。方針が決まった後に看護師からの説明があり、希望があれば、そのほとんどの症例で初診後次の生理周期から体外受精を始めることが可能です。

 

 

スピーディーな治療で、漫然と同じ治療を繰り返すことなく最善の治療を

編集部:次の生理周期から体外受精を?

 

向田先生:そうです。一般的に、体外受精では女性の年齢が上がるにつれて妊娠の可能性は低くなり、流産の可能性は高くなっていきます。そのため当院では、初診時から女性ホルモン値採血(卵巣予備能力であるAMH値も含め)、採卵前感染症採血などを行いますが、患者さんの希望に応じて次の生理周期から体外受精が開始できるような体制を取っています。

来院する患者さんの多くは、これまでいろいろ不妊治療したけれど、妊娠に至らなかった方です。検査はあくまで検査、妊娠するわけではありません。検査のために費やす時間が2~3ヶ月になるのは、ナンセンスだと当院では捉えています。受精卵を得られなければ、当然ですが妊娠には至りません。

編集部:なるほど。スピーディーな治療も特徴の一つなのですね。他に何か特徴はありますか?

 

向田先生:何度も同じ治療は繰り返しません。その都度検討して妊娠に向けて最善の治療を提案するようにし、究極の個別対応を行い成績を出すようにしています。来院する多くの患者さんは、どこへ行ってもダメだったけれど、当院に最後の望みを託してこられる方々です。当院が最後だと思っている方です。

治療において大事なのは、ご夫婦の卵子と精子です。

基本的に排卵誘発は連日投与の積極的な卵巣刺激を施行し、排卵誘発は高刺激で行い、1個でも多くの卵を得て、1個でも多くの胚盤胞が育つようにします。一度の採卵で兄弟姉妹につながる胚も得ておきましょうと提案しています。

当院が提供するのは、究極の不妊治療、生殖補助医療です。

 

 

患者さんの気持ちに寄り添った院内設計

編集部:その究極の治療を提供する場となるクリニック内部ですが、洗練された雰囲気で落ち着きます。何より広いですよね。こだわりの部分はありますか?

 

向田先生:2017年に広島駅南口付近に移転して、広さは250坪、ワンフロアです。不妊治療中は、ストレスを感じる場面が思いのほか多く、その時期だからこそ抱えやすい感情もあるかと思います。

当院内には、妊婦さんもいないし、子どもも走り回ったりしません。託児施設は違う建物にあるので、お子さんがいらっしゃる患者さんはお子さんを預けてからクリニックに来ていただくシステムです。妊娠8~10 週までの管理となるので、妊婦さんらしき方を見かけることもありません。ストレスなく院内で過ごしていただきたいと思います。

 

 

カウンセリングルームでは話を丁寧に聞いてくれるカウンセラーが対応

編集部:確かに、不妊治療中はメンタル面で揺れ動くことが多いですよね。

 

向田先生不妊治療で子どもできない人のメンタルのストレスレベルは、がんの告知と同じくらいだと言われています。当院では患者さんのメンタルケアも大事にしており、カウンセリングルームも充実させています。不妊治療が行われている臨床部門からから少し離れたところにあるので、落ち着いたスペースですよ。

不妊治療中の悩みは深いので、静かなカウンセリングルームで、話を丁寧に聞いてくれるカウンセラーと1対1でゆっくり話ができます。心配や悩みがあるときだけではなく、ご夫婦での話し合いの仲介役としても、気軽にご利用していただきたいです。

 

編集部:その他、患者さんの気持ちに配慮した点はありますか?

 

向田先生:その他で言うと、内診室の出入り口も特徴があると思います。通常は内診室のドアは通路に面していることが多いと思いますが、当院では通路から少し引っ込んだところに出入り口を作りました。ワンクッションを入れることで、内診室から出てきた時に目立たないように心理的な配慮をしています。

 

 

編集部:お部屋によって椅子も違うんですね。

 

向田先生:そうですね。院内の椅子やベッドは医療用ではなく、患者さんが心地良く過ごせるようなものを選んでいます。説明を受ける部屋には固めの椅子、休憩でくつろぐ部屋にはやわかい椅子など、シーンによって変えています。

ちなみに採血室のベッドは、東京ミッドタウンのタイム&スタイル社が取り扱っているものです。パイプの医療用ベッドは使っていません。できるだけリラックスして治療を受けられるように細部にもこだわっています。

 

生殖医療に特化しているからこそ、最先端の機器が充実のARTラボ

 

編集部:体外受精といえば、培養がカギになると思うのですが、広島HARTクリニックの培養室についてお聞かせください。

 

向田先生 :生殖補助医療に特化しているクリニックなので、卵子や精子、胚、凍結胚の管理を行うARTラボには強いこだわりがありますし、培養レベルはソフト面、ハード面ともに高いクオリティーにあると思っています。タイムラプスシステム3台で培養、観察を全症例に行っています。

顕微授精やPGT-Aの組織採取に用いる倒立顕微鏡は4台あります。ラボは今でも興味があって、私自身がラボのトップと相談して方向性を決めるようにしています。私がコントロールしていますね。

編集部:今でも、というと向田先生は以前からラボに興味があったのでしょうか?

 

向田先生:実はアメリカにいた時に、卵子と精子を扱っていたラボで働いていたんです。婦人科診療だけではなく顕微授精も5年間やっていましたよ。

今の院長用診察室には、ラボに行かなくても培養中の受精卵がリアルタイムで確認できるようモニターを設置しています。一般治療を行わず、体外受精に特化しているクリニックだからこそできることなのではと思います。

 

編集部:安全に関しての対策はいかがでしょうか?

 

向田先生:患者さんや卵・精子・胚、凍結保存胚の識別管理にはiPhoneを用いた二次元バーコード、File MakerでのData管理を併用した電子カルテシステムを採用しています。安全のための設備としては、アラーム付きの重量計や非常用電源もあり、凍結タンクやインキュベーターに異常があれば24時間メールによってスタッフに通知が届きます。監視体制は万全です。

生殖補助医療において一番重要なのは良い受精卵をつくること

編集部:向田先生が考える、生殖補助医療に重要なこととは何ですか?

 

向田先生:今は、子宮環境を整えたり、着床を調べたりすることができるようになって、着床のための医療技術レベルはかなり高くなっています。したがって個人的には、良い受精卵を作るというのが一番重要だと感じています

しかし、卵子は老化していくわけです。生殖について、できるだけ早く、若いうちに理解していただき、早期に気軽に相談できる状況づくりや適切な治療対応を受けることができるように啓蒙していく必要があると思います。

卵子の老化を回避するため未婚の患者では卵子凍結という方法に解決を求める場合も少なからずありますが、卵子だけなので本当に受精するかはわからない。そのため結婚してすぐに子どもが欲しくないとしても、受精卵だけは作るなどを伝えていく必要もあるのではないかと思います。

編集部:医療だけではなく、私たち一人ひとりが知識を得ていくことも大事ですよね。

 

向田先生:日本は出生数の減少が止まらず、最近では1年間の出生数70万人割れが現実味を帯びてきたなどのニュースを見ましたが、そういった意味でも、啓蒙活動と医療技術を一つにしていくことが必要だと感じています。

補助医療においては、日本では量というよりは、質、クオリティーを高めていくことが大事で、細部にこだわっていく必要があります。

そういう意味では、私自身まだまだやるべき範囲は広いと感じています。今後も細部にこだわって、患者さんごとに個別化した質の良い最先端の医療を提供していきたいと思っています。

 

編集後記

編集部の取材で一番楽しみな取材だったと言っても過言ではない広島HARTクリニックの向田先生。

向田先生のお名前は存じ上げておりましたが、お近づきになりたいと思うようになったきっかけは、妊活研究会で治療がうまくいかず悩んでいた方が、向田先生に診ていただきあっという間に妊娠したということからでした。この取材記事でもよくわかるように、時間を無駄にしない治療を実践し、妊活研究会のメンバーさんは瞬く間に妊娠されました。

その後、向田先生が登壇する先生同士のディスカッションを拝見し、その魅力にグイッと引き込まれました。その魅力とは、なんと言っても患者ファーストで、歯に衣着せぬコメントは、本当にスカッとするディスカッションでした。

何事もスピーディーに!患者の妊娠までの最短の道のりと将来への希望を背負って実践してくださっている、その情熱は患者にとって大きな希望の光となります。妊娠への道のりに悩んでいたら、広島HARTクリニックに相談してみてください。

 

 

 

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本日お話をおうかがいした方

広島HARTクリニック

向田哲規先生

不妊症治療に携わって得られる生き甲斐は、より良い治療法を習得しそれを難しい症例に用いて、赤ちゃん誕生という目標に到達する手助けができた瞬間であり、その経験が臨床医としての糧になっていると思います。不妊症の原因および治療法は千差万別であるため最終的には御夫婦が納得した治療法にて組むべきであり、その為の説明を充分行うよう心がけておりますので、いつでも御相談ください。

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