妊活中の睡眠講座 冬の睡眠編#3 冬の睡眠の特徴、夏との違いとは
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妊活お役立ち情報
「妊活中の睡眠講座~冬の睡眠編~」をテーマに、公認心理師の今井さいこさんがお伝えします。前回は睡眠時間を増やしていく考え方を解説しました。今回は、冬の睡眠の特徴や夏との違いなどについてお届けします。
睡眠は四季に合わせて変化するもの
実は私たちの睡眠時間は、四季に合わせて変化します。太陽が出ている日照時間が短くなると、自然と睡眠時間は長くなる傾向にあります。例えば、日照時間が短い冬と長い夏を比べると、冬の睡眠時間は、夏の睡眠時間よりプラスで30分くらい違います。
夜遅くまで明るく過ごせる現代では、日照時間に合わせて睡眠時間を変えようとすることはあまりしないかもしれません。しかし冬は、他の季節よりも睡眠時間を長くとったほうが、体が楽になります。
時間に合わせるよりも眠いから寝る感覚が大事
また、規則正しい生活を送るという概念から、時間に合わせて寝る人も多いでしょう。しかし夏のリズムを基準にしているとしたら、冬はもっと寝たいはずなのに、きっちり決めた時間に合わせようとして睡眠時間を長くできない人もいるかもしれません。
冬の睡眠リズムを整えるには、時間だけを見るのではなく「眠いから寝よう」という感覚を持つことが大事になります。「もう寒いから寝ちゃおう」ということでもオッケーです。布団の中でぬくぬくとしながら、眠くなったら寝る。そうすることで自然なサイクルで睡眠リズムが整ってくるのではないでしょうか。
冬の睡眠時間は、夏より30分ほど長くて良いということを、覚えておくと良いでしょう。
次回は、睡眠に関係する深部体温についてお伝えします。
>>睡眠に大きく関係する深部体温のリズムを知ろう
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