マグバーム開発者の鎌田さんに聞く「マグネシウムの奇跡」|オーガニックサイエンスPart1

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2024.04.18

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マグバーム開発者の鎌田さんに聞く「マグネシウムの奇跡」|オーガニックサイエンスPart1

不妊治療を経験した東尾理子が、妊活に役立つアイテムや取り組みについて、関係者にさまざまな角度から質問を投げかけ深掘りしていく連載です。 今回はマグネシウムクリームの「マグバーム」について、製造開発元のオーガニックサイエンス株式会社の代表、鎌田貴俊さんとの対談より、全6回でお届けします。1回目はマグバーム開発までの秘話や製品のこだわりに迫ります!

眠れない、最終的に鬱状態。マグネシウムとの出会いが救いに

 

東尾:開発されたマグバームの成分であるマグネシウム。まずはその奇跡をお聞かせください。

 

鎌田貴俊代表(以下、鎌田):以前、私自身が体調不良に陥って、眠れなくなってしまったんですね。1週間以上よく眠れないでいると、もう体中がつってくるんです。全身が筋肉痙攣のような感じになって、最終的には鬱のようなメンタルになってくるのですが、その時に、たまたまマグネシウムに助けられたんですね。

 

東尾:そのような辛い状態を助けてくれたのが、マグネシウムだったのですね。具体的にどのようなものを使われたのでしょうか?

 

鎌田:欧米では、マグネシウムがかなり普及していて、ドクターが中心になっていろいろな製品が出ています。飲むタイプのものだけではなく、たとえばクリームとかスプレーとか、肌に塗るタイプのものもあったんですね。私は飲むよりも、肌に塗るタイプのほうが割と体に合ったんですね。スーッと体が楽になるような感覚がありました。

 

東尾:体が楽になるというのは 全身が緩んでいくような感覚ですか?

 

鎌田:そうです。肌に塗ってみたところ、緊張している筋肉がスーッとほぐれていく、全身が緩んでいくような感覚でした。そして眠れない症状が改善されていったんですね。そのとき私はマグネシウムに関して何も知らなかったので、この実体験がきっかけで、マグネシウムについて調べ始めました。

 

東尾調べていく段階で、マグバーム開発につながったんですね。

 

鎌田:栄養学では今、マグネシウムの研究が注目されています。また欧米では、いろいろな症例をマグネシウムが改善していくといった研究報告がかなり出ていて、調べるほどに面白くなっていったんです。日本には、そういった製品がなかったので、マグバームを開発するということになりました。製品化した今でも徳島大学をはじめ大学と一緒にマグネシウムの研究を続けていて、エビデンスを作っているというような活動をしています。

 

マグネシウムがまるでドレッシング?開発はその特性に苦戦

東尾マグバームの開発は、どのように進んでいったのですか?

 

鎌田:子供が食べてしまっても問題のない成分で作りたい思いが中心にありました。私自身、欧米の製品をいろいろ使ってみたのですが、においがけっこう強かったり、成分もいろいろ含まれていて、保存料を使っているものもあったり。だから日本人に向けた製品は、もっとちょっとこうしたいな、という気持ちがありました。

 

東尾その思いを形にしていったんですね。

 

鎌田:はい。しかし日本ではマグネシウムというのが、そもそも身体に使われる成分ではなく、もともと工業用に使われてきた成分なんですね。道路にまいたりとか、燃やしたりですとか。そのようなマグネシウムを身体に使えるよう製造できる工場もなかったものですから、最初は開発するのがかなり難しかったんです。

 

東尾特に難しかった点はどんなところでしたか?

 

鎌田:マグネシウムは安定性が悪い成分でもあるので、油分と水分を混ぜ合わせると分離してしまうんです。その上、子供が食べても大丈夫な成分で作るとなると、合成のものは使えません。天然のものでどうやって安定化させるかというところで、いろいろと苦労しました。最初はマグネシウムのクリームを作ろうとしていたのですが、クリームにはなるんですけれども、1日経つと完全に油分と水分に分かれちゃうんです。まるでドレッシングのような感じでした。

 

東尾それはマグネシウムが分離させてしまうということですか?

 

鎌田:そうです。工場の人たちもそのことを知らず、マグネシウムがこんなに安定性が悪いということを、この件で初めて知ることになりました。それでいろんな工場で作ってみたのですが、最終的に日本の規格だと商品化が厳しいということになって、いろいろ試行錯誤を重ね、クリームよりちょっと硬めのバームというタイプにして安定化ができたという感じです。

 

10社もの工場に掛け合い、試行錯誤1年を経てようやく開発

 

東尾マグバーム開発までに、どのくらいの期間、かかったんですか?

 

鎌田:開発までに1年くらいかかりましたね。10社以上の工場に掛け合いました。今でも試行錯誤の中で、ようやくクリームタイプのものもできるようになりました。

 

東尾多くの困難を乗り越えてマグバームが誕生したのですね。ところでマグバームの名は何の略なのでしょうか?

 

鎌田:元々はマグネシウムを含んだバームという感じなのですが、マグニフィセント(Magnificent)グレイト(Great)ミネラルというような、MとGの頭文字も兼ねて、マグバームという名前にしました。

 

顔にも赤ちゃんにも塗れるマグバーム。世代を問わず使ってほしい

東尾ものすごくすばらしいミネラルを使ったマグバーム。どのような方に使っていただきたいですか?

 

鎌田:筋肉をやわらかくする特徴がありますので、自分でマッサージをする際に効果的です。スポーツをされる方はもちろん、首や肩、腰、ふくらはぎ回りなどが凝りやすい方、足がつりやすい方なども使っていただけたら、良さを実感いただけると思います。 筋肉はカルシウムとマグネシウムの比率で動いているといわれているので、良い筋肉状態になると思いますよ。マグネシウムにはシミの原因となるメラニンに色素過剰な合成を防ぐ効果も期待されていますので、顔に塗っている方もいらっしゃいます。

 

東尾なんと、顔にも!先ほど子供が食べても問題ない成分とのお話がありましたが、赤ちゃんにも使用できるのでしょうか?

 

鎌田:マグバームの油分は、米ぬか油と蜜蝋がメインの基材になります。蜜蝋というと、ハチミツと同じではないかということで、ボツリヌス菌の心配されるお母さんもいらっしゃると思うのですが、そこは熱処理がされていて、製品には入っていないことを確認しています。 なので、ベビーマッサージにもお使いいただけますよ。世代を問わず、みなさんに使っていただいて効果を実感いただけたらと思います。

 

お客様のお声をもとに進化し続ける製品「マグバーム」

 

東尾現在マグバームは無香料のものだけではなく、精油が入っているものなどいろいろな種類がありますが、製品のこだわりについて教えてください。

 

鎌田:先ほども申し上げたところにはなりますが、まず子供が食べても大丈夫な天然由来の成分を使っている点、それからお客様の声というのを一番重要にしているところもこだわりです。

 

東尾お客様の声を製品に反映されているのですか?


鎌田:はい。例えば、お客様から、こんな成分、精油を入れてほしいとか、抜いてほしいとか、使用感をこうしてほしいなど、いろいろなフィードバックやご要望をいただいています。 それをもとに優先順位を付けながら、新しい試作を作り、モニタリングをして、良ければ製品の改善や開発につなげています。

 

東尾それはすごいですね。

 

鎌田:マグバームは2020年5月に発売しているのですが、実はこれまで10回以上マイナーチェンジしているんです。 これからもまだまだ変わっていく商品ですし、お客様のご要望によって変わってく商品、ブランドとしてとらえています。そこが一番のこだわりと言える点ですね。

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マグネシウムの素晴らしさを伝えたい、と開発された「マグバーム」。とはいえ、日本ではそこまで重要視されていない印象のマグネシウム。

次回は、マグネシウムが不足しているとどのような症状が出るのか、そのサインや、マグネシウムの重要性についてお届けします。>>こちら

 

>>マグネシウムの摂り方。経口だけではない!?塗るタイプも|Part3はこちら

 

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