鍼灸からみたマインドセット#3 活には自覚が大事。成長型マインドセットで妊娠力アップ。

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2024.03.09

東洋医学

鍼灸からみたマインドセット#3 妊活には自覚が大事。成長型マインドセットで妊娠力アップ。

前回は、妊娠力を自分で上げていくためには、行動を起こすマインドセットが必要だというお話をしていただきましたが、どのように考えていけばよいのでしょうか。今回も東洋医学の視点より、鍼灸師の徐大兼さんが解説します。

 

「生活の基本」を大切に。その基盤の上に医療がある

近年、妊娠前からのケアとして「プレコンセプションケア」が注目されています。生殖医療(不妊治療)、総合医療(鍼灸、サプリメント)、「生活の基本」(食事、運動、睡眠)の3つでとらえると、まず大切なのは、生活の基本になります。

 

生活の基本という基盤の上に総合医療、さらに生殖医療があるのが、本来のあるべき形です。 生活の基本は、検査や治療といった医療ではないので、病院ではあまり注目されません。睡眠不足やストレス、運動や栄養不足といったご自身の体調面について、医師が個別に細かく対応することは、現状難しいと言えるでしょう。

成長型マインドセットで行動を起こして変えていく

 

 

 

また現代は、医療研究が進み、不妊治療に関する新しい技術がどんどんできています。しかし、どんなに医師の技量、培養技術、設備などが整っていても、その治療を受ける自分の体調が整っていなければ、妊娠力は高いとは言えません。自分の体質を根本的に変えられるのは、自分以外いないという自覚が必要です。

 

東洋医学では、「不養生」「過労」「冷え」を改善していくことが、妊娠力の向上につながると考えます。妊活では、自ら生活習慣の改善のための行動を起こす「成長型マインドセット」が大切になります。自分の力を信じて、自分で変えられるものは、できるだけ変えるよう行動していきましょう。

 

次回は、妊活を有意に進めるために何を変えていけば良いか、7つの改善事項についてお届けします。

>>妊活を有意に進めるためにできる7つの改善事項とは

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