鍼灸からみたマインドセット#4 妊活を有意に進めるためにできる7つの改善事項とは

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2024.03.10

東洋医学

鍼灸からみたマインドセット#4 妊活を有意に進めるためにできる7つの改善事項とは

前回は、妊娠力を上げていくためには、「生活の基本」が大切で、自ら生活習慣の改善を起こすことが重要であるとお伝えしました。東洋医学の視点より、妊活を有意に進めるための7つの改善事項について、鍼灸師の徐大兼さんが解説します。

 

心身ともにできることから整えていこう

「心身一如」という言葉があります。「ココロ」と「カラダ」は表裏一体で、どちらかのバランスが崩れると、心身ともに不調になります。心と体が正常に機能し、妊活を有意に進めるためには、次の7つの改善事項をチェックしてみましょう。

 

妊活を有意に勧めるためにできること7つの改善事項

1. 睡眠 睡眠は毎日十分取れていますか?

2.運動 運動は毎日30分程度取れていますか?

3.食事 ま・ご・わ(は)や・さ・し・い 栄養失調で体の機能全体が上手く働かない

4.サプリ・お灸 自宅灸でセルフケア

5.関係 良好な夫婦関係

6.環境 癒やしの環境・環境ホルモンから体を守る

7.ストレス 交感神経興奮状態、脳の興奮状態(忙しすぎ、働き過ぎ、考えすぎ、頭の働かせすぎ、イライラしすぎ、疲労の多い生活、ストレスの多い生活)

 

「睡眠」「運動」「食事」「サプリ・お灸、セルフケア」「夫婦関係」「環境」「ストレス」です。この7つについてご自身の状態を確認し、改善できるものは自ら改善して整えていきましょう。

 

質の良い睡眠のために適度な運動も必要

特に大切なのは、十分な睡眠を取ることです。睡眠不足は老化につながり、妊活にも影響を及ぼす可能性があります。できる限り寝る1時間前はスマホを見ないようにしたり、遅い時間にはカフェイン、アルコール類を摂取しないようにしたり、寝る前のルーティンを作るといった工夫をしてみましょう。

 

また運動不足は、体の疲れと脳の疲れがイコールにならず、質の良い睡眠になりません。日中の適度な運動を、ぜひ行いましょう。ウォーキングはいつでもどこでもできるので手軽です。有酸素運動は、血液の循環や内臓の働きを良くし、脳の活性化ホルモンをコントロールし、セロトニンの分泌を促すなど、妊活にとって良い効果が期待できます。

 

栄養バランスの良い食事を

プラスチック容器に注意 食事は栄養バランスを心掛けて、不足しがちな栄養はサプリメントで補うと良いでしょう。食事はよく噛むことが基本です。水分の摂り過ぎに注意し、冷たい飲み物は控えましょう。最も気を付けたいのは、プラスチック容器です。環境ホルモンを避けるために、ブラスチック容器に入れたまま電子レンジで加熱して食べないようにしてください。

 

これらの生活習慣の改善に加え、妊活には前向きな気持ちも大切です。7つの確認事項にもありますが、夫婦関係や環境作り、ストレスとの向き合い方について、次回お届けします。

>>妊活を前向きに楽しくするために必要なこと

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