自分を知って上手に乗り切ろう!#3 自分を知る「ビッグ・ファイブ理論」をもとにしたパーソナリティテスト
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妊活お役立ち情報
「自分を知って妊活中の自分ともっと上手に付き合おう」をテーマに、公認心理師の今井さいこさんが解説するコラム第3回。前回は自分の性格を捉える「ビッグ・ファイブ理論」の5つの要素についてお伝えしました。今回はその「ビッグ・ファイブ理論」をもとにしたパーソナリティテストについてお話します。
質問で5つの要素の高低を見て全体を捉える
ここまで、自分が自分の一番の理解者になることは大切なこと、そして自分軸を作るために心理学で用いられる「ビッグ・ファイブ理論」についてお話しました。前回に詳しく触れましたが、「開放性」「誠実性」「外向性」「協調性」「情緒安定性」の5つの要素が高いのか、低いのかグラデーションにして個々の特性を捉えていくものです。
私はカウンセリングの現場で簡易版ビッグファイブテストを使っています。10個の質問があり、全く当てはまらないものを1点、全く当てはまるものを7点と1~7までの7段階で答えて点数化し、合計で5つの要素を見て全体を捉えるものです。本来のテストは計算式が複雑なのでここでは省きますが、実際の質問としては次のようなものがあります。
簡易ビッグファイブテストの10個の質問 1)
・活発で外交的だと思う
・批判的でもめごとを起こしやすいと思う
・私はけっこう長所があると感じている
・心配性で、うろたえやすいと思う
・新しいことが好きで、変わった考えをもつと思う
・無口で、静かだと思う
・同情しやすく、やさしい人間だと思う
・だらしなく、うっかりしていると思う
・冷静で気分が安定していると思う
・独創的ではなく、平凡な人間だと思う
1)ブライアン・R・リトル著. 自分の価値を最大にするハーバードの心理学講義. 2016, p.55-56
ご興味のある方は、こちらより簡易版ビッグファイブテストに答えて、私が運営するLIB Laboratory公式LINEに登録して送っていただけると、結果をお返ししています。ただ少し手間がかかってしまうので、もし簡単に知りたい場合は、Webで検索するとたくさんありますので、活用されると良いと思います。
次回は、自分のことを理解していると、どうなるのかについてお伝えします。
>>自分で自分のことを理解しているとどんなことが起こるのか
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