月経の状態から体質を見分けよう#5 体質別で知る月経の特徴「気虚」「陰虚」「血熱」編
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妊活お役立ち情報
「月経の状態から体質を見分ける」ことをテーマに、漢方薬剤師で国際中医専門員の住吉忍さんが中医学の視点から解説します。前回は5つの体質のうち「瘀血(おけつ)」「血虚(けっきょ)」の月経の特徴についてお伝えしました。今回は「気虚(ききょ)」「陰虚(いんきょ)」「血熱(けつねつ)」についてです。月経は女性の体のバロメーター。自分の状態を知り、妊活に役立てましょう。
気虚の月経の特徴とは
気虚とは、気血水のうちの気、つまりエネルギーが足りない状態を言います。月経中は鈍痛が起きやすく、倦怠感が続くことがあります。エネルギーが不足しているので、押しとどめる力がなく、下垂しやすいのも気虚体質の傾向です。たとえば胃腸が弱いので下痢しやすかったり、月経もだらだらと出血する過多月経になりやすかったりします。経血は色が薄く、サラサラの出血が特徴です。流産後に気血が消耗してしまった際に、一時的に症状が出る人もいるので、適切なケアが大切です。
陰虚の月経の特徴とは
陰虚とは、潤いが不足している状態を言います。経血の量は少なめで、色はどちらかというと濃い傾向にあります。血虚と同様、眠りが浅くなりますが、陰虚体質の場合は、体温が上がりやすいので、体温を下げられずに深い眠りに入れないのが主な特徴です。火照りを併発しているので、月経前後に寝汗が出る人もいます。月経周期が短くなりやすく、潤いが枯渇しているので排卵期にオリモノが増えないこともあります。
血熱の月経の特徴とは
血熱とは、血に熱がこもった状態を言います。経血の色は鮮やかでサラサラな出血ですが、経血量がとても多く、ナプキンから漏れてしまうこともあります。貧血に陥りやすいのも特徴です。炎症などが起きていて激しい痛みを伴うことがあります。筋腫などの病気が隠れている可能性もあるので、医療機関を受診しましょう。その上で漢方などを取り入れていただけると、過ごしやすくなるかと思います。
以上、前回から今回にかけて5つの体質別の月経の特徴をお伝えしました。次回は月経の痛みの種類や対処方法をお届けします。
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