妊活検査のロードマップ1いつ行う?基本検査・不育検査・着床検査

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2023.12.08

不妊治療

妊活検査のロードマップ1 いつ行う?基本検査・不育検査・着床検査

安心して妊活に臨むためにも、あらかじめ検査の概要を知っておきましょう。 不妊症看護認定看護師の小松原千暁さんが、妊活検査のロードマップについて解説します。

妊娠検査の全体像を知っておこう

妊娠に向けて病院に行くと、先生から「検査をしましょう」といった提案を受けることがあるでしょう。妊活の検査は、大きく分けると3つ。1つめは基本検査、2つめは不育症検査、3つめは着床検査です。

基本検査は、妊活に入った最初の段階で行われる検査です。たとえば、基礎体温表や超音波(エコー)、内診、血液検査、精液の検査、卵管の検査などがあります。施設の方針、または必要と判断された場合は、子宮鏡、MRIや腹腔鏡検査なども行われることもあります。

不育症検査は、流産を2回した人を対象にしていますが、治療中に流産をした方や流産を1回した方で原因を追究したい方に提案される検査です。着床検査は、治療が進む段階で行われることが多く、ART(体外授精)治療を2回実施したものの、妊娠に至らなかった方を対象にし、今一度、妊娠しない原因が何かを調べる検査です。

不育症検査や着床検査は、検査内容や結果によっては治療再開が3~4か月後になる場合もあるということを覚えておきましょう。

 

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