妊活検査のロードマップ2 妊娠の治療と検査提案のタイミング

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2023.12.20

不妊治療

妊活検査のロードマップ2 妊娠の治療と検査提案のタイミング

妊活検査のロードマップで知る、提案されるタイミング



妊活検査のロードマップ。動画ではさらに詳しく解説)


各検査の概要説明に入る前に、妊娠の治療と検査提案のタイミングについて触れておきます。基本検査や不育症検査で特に異常がなければ、妊活治療が開始されます。この段階では、タイミング療法と人工授精療法が一般的です。

ちなみにタイミング療法の妊娠率は3~4%、うち8割が4回目までに妊娠、人工授精療法の妊娠率は7~8%、こちらも8割が4回目までに妊娠するといわれています。タイミング療法をしたけれども妊娠に至らなかった場合、人工授精療法をスタートさせる方もいます。または精子に異常がある場合は人工授精療法から始める方もいるでしょう。

その後、ART(体外受精)治療に進んでいきます。ARTの妊娠率は年齢別年齢によってかなり差がありますが、8%~45%で、ほかの治療と比べると妊娠率は高いと言えるでしょう。このARTを2回チャレンジした段階で、約7割の方が妊娠するといわれていますが、妊娠に至らなかった場合、着床検査を提案されます。

このように、妊活検査はすべてを行うわけではなく、段階的に治療を進めていく中で、必要と判断された検査を提案されて行うことになります。ただし、心配なので妊活治療を始める前にすべての検査をしておきたい人もいるかもしれません。その場合は、先生に相談するのが良いでしょう。

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