妊活検査のロードマップ3 基本検査とは主な検査内容とわかること
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妊活お役立ち情報
2023.12.21
不妊治療
妊活検査のロードマップ3 基本検査とは主な検査内容とわかること

最初の段階で行われる基本検査とは
最初に行われる基本検査は、妊活に向けた基本のみの検査です。結果に特に異常がなければ、タイミング療法など妊活治療が開始されます。検査内容としては、基礎体温表(BBT)、超音波(エコー)、内診、血液、精液検査、子宮卵管造影検査などがあります。
基礎体温表では、2相性になっていれば、排卵していることがわかります。超音波検査では、時期によって卵胞の数や排卵時期などわかることに違いがあり、この他、子宮内のポリープや子宮筋腫、内膜症の有無、卵管に水が溜まっている卵管水腫などもわかります。必要と判断されれば妊活を始める前に切除術や適切な治療を提案されるでしょう。
内診では、子宮がん検診、クラミジア抗原検査、血液ではさまざまなホルモン検査、風疹抗体やビタミンD、感染症、抗精子抗体検査などが行われます。また精液検査では、乏精子症や無精子症などがわかり、子宮卵管造影検査では卵管が通っているかどうか、水が溜まっている卵管水腫がないか、子宮の形態に異常はないかなどを診ていきます。その他、子宮鏡を基本検査に含む施設や、必要時にはMRIや腹腔鏡検査などをする場合もあります。
妊娠に至らない原因を究明する検査は、基本検査の他にもあります。したがって、最初の基本検査で異常がないからといっても必ず妊娠するとは限りません。
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