妊活に効果的なツボ 1 お灸に期待できる4つの効果
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妊活お役立ち情報
2024.02.05
東洋医学
妊活に効果的なツボ 1 お灸に期待できる4つの効果

お灸は、ヨモギの葉の裏にある繊維(モグサ)を燃やし、ツボと呼ばれる皮膚上のポイントを熱で刺激する東洋医学の治療法。日本では江戸時代、もしくはそれ以前から民間療法として行われていたようです。妊活に効果的なツボやお灸などについて不妊鍼灸治療院アキュラ東京の院長で鍼灸師の徐大兼さんが解説します。
お灸の温熱効果やツボの刺激で体を整えよう
お灸には、4つの効果が期待できます。1つめは血行が良くなり、血液循環の改善に効果があります。 また、温熱効果によって血管が収縮・拡張することによって局所の充血やうっ血を調整し、炎症をやわらげる効果もあります。
2つめは、細胞が活性化され免疫が調整されること。ツボの皮下にある筋肉や血管、リンパ節が刺激されることで細胞が活性化すると考えられています。特に足三里のツボは結核やHIV患者に対するお灸の効果が2016年に発表されています。
3つめは、体のエネルギー(気血水)の流れが良くなること。「気、血、水」の滞りを改善することで、冷え性や肩こり、目の疲れ、むくみ、不眠などの症状を緩和することが期待されるでしょう。
4つめは、鎮痛、リラックス効果です。お灸のヨモギに含まれるシネオールと呼ばれる有効成分に殺菌、鎮静、鎮痛作用が期待され、皮膚から内部に浸透することで痛みを和らげる効果があると考えられています。煙にも成分が含まれているのでリラックスもあります。
お灸が難しい場合は、ツボを指圧するだけで良いので、ぜひ試してみましょう。
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