夫婦で妊活・検査・治療をどう進めるか考えよう#1 妊娠を目指すなら、まず知っておきたいこと

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2024.03.20

不妊治療

基礎知識

夫婦で妊活・検査・治療をどう進めるか考えよう#1 妊娠を目指すなら、まず知っておきたいこと

「妊活を始める最初の一歩を一緒に考えてみませんか」をテーマに、不妊症看護認定看護師の小松原千暁さんがお伝えします。今回は、妊娠を目指す際に心掛けておきたいこと、知っておきたいことについてです。

 

妊娠には適齢期、卵子には老化が始まる年齢がある

日本の性教育は、避妊や性感染症などを中心に考える傾向があり、妊娠や出産、子育ての楽しみや喜びといったことを伝えることが少ないのかもしれません。しかし最近はカリキュラムが変わりつつあり、妊娠に関することとして妊娠適齢期や卵子の老化などに触れることも増えてきました。

 

子どもに関するライフプランということで言えば、妊娠適齢期は25~35歳くらいまでで、この時期が妊娠に関する合併症なども少ないとされています。そして卵子の老化が進むのは、40歳からと言われています。40歳を過ぎてから妊娠を目指すとしたら、カップルで早めにプランを考えていく必要があるのかもしれません。

 

不妊を心配したことがある夫婦は約3組に1組

国立社会保障・人口問題研究所(2021年)の報告によると、不妊を心配したことがある夫婦は39.2%。夫婦全体の約3組に1組の割合です。また実際に不妊検査や治療を受けたことがある、または現在受けている夫婦は22.7%。夫婦全体の約4.4組に1組の割合になります。

 

ずいぶん高い割合だと思いませんか。もし今、不妊に関して話をする人が近くにいなくても、同じように心配したり悩んだりしている人がいることをぜひ知っておいてください。

 

不妊相談の専門スタッフがいる施設で相談を

不妊治療の施設には、生殖医療専門医や不妊症看護認定看護師など専門の資格をもった先生や看護師がいます。夫婦で相談に行くと良いでしょう。不妊相談の専門スタッフが、妊娠を目指したプランをどう進めていったら良いか、アドバイスや道標を示してくれます。

 

次回は、妊娠に向けた治療を選択する際のプロセスについてお伝えします。

>>不妊治療の選択プロセスを解説

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