妊娠したら、赤ちゃんにも必要?妊娠とマグネシウムの関係|オーガニックサイエンスPart6
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妊活お役立ち情報
2024.06.28
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妊娠したら、赤ちゃんにも必要?妊娠とマグネシウムの関係|オーガニックサイエンスPart6
不妊治療を経験した東尾理子が、妊活に役立つアイテムや取り組みについて、関係者にさまざまな角度から質問を投げかけ深掘りしていく連載です。
今回はマグネシウムクリームの「マグバーム」製造開発元のオーガニックサイエンス株式会社の代表、鎌田貴俊さんとの対談より、マグネシウムについて全6回でお届けします。
最終回の今回は、妊娠とマグネシウム摂取との関係についてです。そして、これまで伺ったお話からマグネシウムの効果やマグバームのおさらいをします。
>>マグバーム開発者の鎌田さんに聞く「マグネシウムの奇跡」|Part1はこちら
>>「足がつる」「眠れない」「目が痙攣する」のは、マグネシウム不足かも|Part2はこちら
>>マグネシウムの摂り方。経口だけではない!?塗るタイプも|Part3はこちら
>>医療現場でもアスリートにも認められているマグバーム|Part4はこちら
>>妊活にマグネシウムって関係ある?卵子に影響は?|Part5はこちら
妊娠初期のつわり、マグネシウムで抑えられる?
東尾:最近、妊娠中の栄養がお腹の中にいる子の将来の栄養バランスに関わってくるという話をよく聞くのですが、マグネシウムもそうですか?
鎌田:そうですね。最近たくさんの研究報告がありますね。体内で受精した時、お母さんの栄養状態が胎児の栄養状態を決めて、それがプログラミングをされて、将来発現していくというわけですよね。そこはマグネシウムも本当に重要なファクターになっているという結果が出ています。
東尾:妊娠初期のつわりがひどい時は、食べ物もバランス良くというのができないですし、どうしようかなという時に、つわりにマグネシウムが良いという話も聞いたことがあります。
鎌田:そうですね。要因はいろいろあるのですが、マグネシウムには炎症を抑える効果や筋肉を緩めていく効果があるので、マグネシウムをしっかり摂ることで妊娠初期のつわりを軽減するという研究データはありますね。
妊娠中、足がつる人は、塗るマグネシウム「マグバーム」がおすすめ
東尾:お腹の中にいる胎児にも、お母さんにもマグネシウムは良いということですね。それから妊娠中は、よく足がつるのですが、それにも良さそうですね。
鎌田:そうですね。私自身がマグバームを開発している時に、妻が3人目と4人目の双子を妊娠していた時だったんですよ。それで、このマグバームの試作を使ってみたところ、1人目、2人目はかなり足のつりが激しかったんですけれど、ほとんど足がつることもなかったですね。
腹囲も100センチ超えていたのですが、妊娠線もできていなかったので、妻の様子から、かなりストレッチ効果もあるのかなと実感はしましたね。
東尾:妊娠中にお腹に塗っても大丈夫なのですか?
鎌田:そうですね。去年の8月、9月にうちのスタッフも2人出産したんですけれど、かなりマグバームを使っていましたので、妊婦さんにもおすすめできるかと思います。
マグネシウムに関する論文の紹介
東尾:胎児と体重増加などマグネシウムに関係する論文がかなり出ていると聞いたことがあります。
鎌田:胎児の成長に関しては、マグネシウムは本当に重要だと考えています。これはどうしてかというと、マグネシウムは根本的な細胞ができて、DNAを含めて、合成や修復、複製など、どんどん増えていくのですが、ここにマグネシウムが関わっているんですね。
マグネシウムが不足していると、どうしても細胞のプロセスが悪くなってしまう。したがってマグネシウム不足が胎児に起こってしまうと、それがプログラミングされているので、その状態が大人になってメタボリック症候群など生活習慣病として現れることが研究で分かっています。
東尾:他にマグネシウムに関係する研究論文などありますか?
幼児の多動性、ADHDにマグネシウム摂取が関係
鎌田:つい数年前の愛媛大学の研究で、5歳児の多動症に関わるものがあります。1200人くらいの児童を調べまして、多動性がある児童とそうではない児童では、マグネシウム摂取と大きな関係があることが分かりました。
マグネシウムをしっかり摂取している人というのは、多動の可能性が下がって来るということですね。ADHDなどの特性を持っている方は、血中のマグネシウム濃度がかなり低いことがデータで分かっています。
研究の途中ではあるのですが、ここは成長を含めて、小さい時のマグネシウムの摂取、母体のマグネシウム摂取が何らか大きく作用している可能性はあるのかなと私は考えています。
東尾:ここまで鎌田さんのお話を聞いて、マグネシウムは妊娠中の母体や胎児、赤ちゃんにとっても大切ですし、妊娠前、妊活中の体にも大切ですし、医療現場やアスリートにも注目されて、本当にみんなが摂ったほうが良い、大事なものだということが分かりました。
鎌田:本当にそうなんです。私どもも製品というよりも、マグネシウムのすばらしさをどれだけ多くの人に伝えられるかというところを、大きなミッションとして活動しています。マグネシウムをしっかり摂るようにするだけで、実はいろんな症状が緩和されて、クオリティー・オブ・ライフが上がるのではないかと。
ウェルビーイングですね。精神的にも肉体的にも社会的にも、人とのつながりにもマグネシウムは実は関わっていると思っていますので、そこを訴求できたら良いなと思っています。
マグネシウムについて、全6回のお話で伺ったことをおさらい
東尾:本日は興味深いお話をたくさん伺わせていただきました。最後に復習をさせてください。マグネシウムの効果についてお願いします。
マグネシウムの効果
鎌田:今の時代は、筋肉が疲れた方、緊張した方が多いと思いますので、まずはそれを緩めていくところですね。さらにお肌をより良く改善し、筋肉の動きを良くして、凝りやつりを改善していくところも期待できます。あとは睡眠ですとか、より精神的にリラックスできるような環境に整えていくところもあると思います。
塗るマグネシウム「マグバーム」はどんな人に向いているのか
東尾:そのマグネシウムを原料にしたのがマグバームですが、どんな人に使っていただきたいですか?
鎌田:非常にストレスを感じている方、お忙しい方、疲れている方というのはマグネシウム不足の傾向がかなりあると思いますので、おすすめできます。また妊婦さんとか、女性の方には特にホルモンの分泌も含めてマグネシウムは非常に重要だという点から、またエネルギー産生が激しいアスリートの方、汗をしっかりかく方にもおすすめできます。
妊活中にマグネシウムを摂るメリット
東尾:私は今、妊活のサポートをしているのですが、妊活中にマグネシウムを摂るメリットを教えてください。
鎌田:「妊活中のメリットはいろいろありますが、女性はエストロゲン、プロゲステロンといったホルモンの分泌をマグネシウムがしっかりとサポートしてくれる点、あとは身体を緩めてくれる点ですね。
ストレスが溜まってくると交感神経が優位になって筋肉が固まりやすいんですね。そこをマグネシウムが緩めてくれます。あとはマグネシウムをしっかり摂っていると、炎症を抑えてくれる作用がありますし、エネルギーをしっかり生み出すところも、卵子や男性の精子の質にも関わってくると思います。
マグバームを塗るときの注意点とは?
東尾:マグバームを塗る際の注意点はありますか?
鎌田:好きな時に好きな量だけを取って塗っていただけたらと思います。実はマグネシウムは肌への刺激が強く、特にアトピーの方でひっかき傷がある方は、高濃度のマグネシウムを塗るとヒリヒリして激痛が走ることもいらっしゃいます。
マグバームの場合は、油分の米ぬか油と蜜蝋を膜として使って、徐々にマグネシウムを当てることに成功したので、この刺激をほとんどなくすことができたんですね。ただ、やはり傷がある場合はしみやすいことがあるので、そういった箇所には少しずつ様子を見て使っていただけたらと思います。
マグバームを使ったことがない人へメッセージ
東尾:最後に、マグバームをまだ使ったことがない人、またマグネシウムのことをあまり知らない人にメッセージをお願いします。
鎌田:マグネシウムは、本当に重要なミネラルなんです。しかし日本では、カルシウムは重要だと思っている人は多いのに、マグネシウムの重要性についてはほぼ知らない人が多いんですね。10人に1人いるかいないかくらいだと考えています。
マグネシウムを意識して摂るだけでカルシウムの働きをサポートしてくれるんです。例えば、骨粗鬆症の方はカルシウムとマグネシウムの比率がかなり離れているケースがあります。
そこにマグネシウムを入れてあげるだけで骨密度が上がるという研究も出ているんですよ。またPMSとか生理前に血中のマグネシウムの値が減ってしまうので、ここにマグネシウムを摂取するようにすると、痛みですとか精神的な不安定な部分も改善できると考えています。マグネシウムの良さをできるだけ多くの方にお伝えできたらと思っています。
東尾:ありがとうございました。
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