妊活中の快眠術〜何時に寝ると妊娠しやすい?〜 

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2025.07.31

心理師

カラダ

妊活中の快眠術〜何時に寝ると妊娠しやすい?〜 

皆さん、こんにちは。オンラインカウンセリングサロン「LIB Laboratory 」で心理士をしております、今井さいこです。

「何時に寝ると妊娠しやすいんですか?」
「夫婦のタイミングは、寝る前と起きた後、どちらが良いのでしょうか?」
妊活中の方から、こうしたご質問をよくいただきます。

今回は、「妊活と睡眠」の関係に焦点を当てながら、「妊娠しやすくなる睡眠時間」について詳しくお話ししていきます。

妊活と睡眠は深く関係しています

そもそも妊活と睡眠って関係があるの?という点ですが、実は深く関係しているんです。 妊活中にストレスを感じると、コルチゾールというホルモンが分泌されます。


このコルチゾールは、本来であれば起床の数時間前から分泌されるものなのですが、ストレスによって常に分泌されてしまうと、寝つきが悪くなったり、眠りの深さに影響してしまったりして、睡眠の質が悪くなると言われています。


そのため、妊活中に感じるストレスはきちんとケアする必要があるんです。 また、睡眠中に分泌される「睡眠ホルモン」とも呼ばれるメラトニンというホルモンがあります。このメラトニンには抗酸化作用があり、卵胞内の活性酸素を打ち消してくれると言われているんですね。


それによって、卵子の質が良くなるとも言われていて、「睡眠と卵子の質には関係がある」という研究結果も出ています。 このように、妊活と睡眠はとても深く関係しているんです。

 

「何時に寝るか」だけではダメなんです

「妊活と睡眠は関係がある」と聞くと、「良い睡眠をとったり、睡眠時間をしっかり確保すれば妊娠しやすくなるのでは?」と思いますよね。

だからこそ、「何時に寝るのが妊娠にいいですか?」とか、「タイミングを取るなら寝る前と起きた後、どちらがいいですか?」といった質問がよく出てきます。

でも、結論からお伝えすると・・・
妊活に睡眠を活かしたいなら、「寝る時間さえ守ればOK」というわけではないんです。 なぜなら、妊娠は「睡眠」という1つの行動だけで左右されるものではないからです。

もちろん、睡眠は人が健康でいるために、食事と同じくらいものすごく大切なことですが、それだけで妊娠に直接的に繋がっているわけではないんです。

例えば、先ほどお話ししたメラトニン。
これは寝ている時に分泌されるので「睡眠ホルモン」と呼ばれますが、単に寝れば分泌される、というものではありません。メラトニンの元となるセロトニンというホルモンがなければ、そもそもメラトニンは作られないんです。

じゃあ、セロトニンはどうやって作られるの?というと、日光を浴びることや、適度な運動、そして食事によって促進されると言われています。

特にセロトニンの元となる栄養素は食事から摂れるものなので、食生活もきちんとしていなければいけません。

 

良い睡眠習慣=良い生活習慣

つまり、妊活に睡眠を活かしたいと思ったら、「良い睡眠習慣」を作っていく必要があるのですが、それはイコール「良い生活習慣」のことなんです。

「排卵周期だからこの期間だけ良い睡眠をとりたい」とか、「今週だけ7時間寝て睡眠時間を確保しよう」といったことだけでは、妊活に睡眠を活かすことはできません。

良い生活習慣を作り、良い睡眠リズムを作っていくことによって、初めてその恩恵を受けられる、つまり睡眠を妊活に活用することができるようになるんです。

睡眠の「質」と「量」が大切

睡眠には「質」と「量」があります。「質」は眠りの深さ、「量」は睡眠時間ですね。この両方がとても大切になってきます。

単に時間ばかり気にして「7時間眠ればいい」というわけではないんです。皆さん経験があると思いますが、7時間寝ても眠りが浅ければ、「寝た気がしない」ということがありますよね。


それでは睡眠がその役割をしっかり果たせていないことになってしまいます。 なので、質と量の両方をきちんと考慮した上で、自分自身の睡眠を整えていく必要があるんです。

 

良い睡眠習慣を作る具体的なステップ

では、良い睡眠習慣を作るって具体的にはどういうことなんでしょうか?

自分の睡眠課題を知る

人によって睡眠の課題は異なります。
量に課題があるのか?
質に課題があるのか?
それとも両方なのか?
課題は一つとは限らず、複数ある方がほとんどです。まずは自分の睡眠課題が何かを知ることが大切です。

睡眠に関する正しい知識を得る

睡眠の知識を知っていれば、自分で応用を効かせられることもあります。正しい知識を得ることは非常に重要です。

自分の生活に合った睡眠習慣を作る

これが一番大切だと私は考えて睡眠指導をしています。例えば、「8時間寝ましょう」「7時間寝ましょう」と言われても、仕事が忙しくて時間が取れない方もいらっしゃると思います。

もし量が確保できない場合は、「質でカバーする」ということも考えていきます。その「どうカバーするか」は、その人の生活に合った方法を見つけて、睡眠習慣を作っていく必要があります。

夫婦で取り組む睡眠改善

妊活で睡眠を活用しようと思ったら、夫婦で睡眠改善に取り組むのはすごく大事です。

夫婦それぞれに睡眠課題が違うこともありますが、同じ寝室やベッドで寝ている場合は、一緒に取り組めることもたくさんあります。

それが何なのかを見つけて、取り組んでいくと良いでしょう。

「いつ寝るか」よりも「良い睡眠習慣」を

「何時に寝たらいい」とか、「タイミングを取るのは睡眠の前後どちらがいい」といったことだけで睡眠を活かそうとするのではなく、「良い睡眠習慣を作る」ということに注力していただきたいと思っています。

それによって、ご自身の健康状態が整ったり、ホルモンバランスが良くなったり、もし治療中の方であれば、その回復をサポートすることも期待できます。
ぜひ、睡眠を“妊活の味方”として活用していただけたら嬉しいです。
良い睡眠習慣は、一生ものの財産です。
妊活をきっかけに、ご自身に合った心地よい眠りの習慣をつくっていきましょう。

私が運営している「LIB Laboratory 」のホームページでは、睡眠改善のサポートや、メンタルケアに関するオンラインカウンセリングも行っています。 もし何かお困りごとやご相談があれば、どうぞお気軽にご連絡ください。
それでは、本日はここまでとさせていただきます。
ありがとうございました。

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本日お話をおうかがいした方

LIB Laboratory 代表

今井さいこ

1979年6月14日生まれ 公認心理師睡眠指導者 自らの手で人生の選択をしていく女性のメンタルサポートをしています。 心理学×睡眠マネジメントの知識とスキルを使って、お悩みの解決を一緒にしていきます。 ◆オンラインカウンセリングラボ LIB Laboratory代表 https://www.liblaboratory.com/ <保有資格> 公認心理師(国家資格) 日本心理学会認定心理士 ベスリクリニック認定睡眠指導者 サンカラ認定

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