心の不調を漢方で労わる 5 肝血虚とは 不調改善の漢方や養生も解説

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2024.01.16

東洋医学

心の不調を漢方で労わる 5 肝血虚とは 不調改善の漢方や養生も解説

肝血虚とは 症状や対応

肝血虚とは、肝鬱気滞が少し進んだ状態を言います。自律神経を調整する「肝」を滋養する血液の不足から起きるといわれます。

不調の症状としては、イライラしたり、不安感や緊張で顔色が白くなったりします。目がかすんで見えにくくなったり、目の周りなどの筋肉がピクピクと痙攣したりという症状を訴える方もいます。しびれが出たり、集中力が低下してしまったりという場合もあります。

この状態になると、焦燥感が出てくる方が多い傾向があります。以前は誰かの話を聞いても焦ることはなかったのに、自分の治療の状態を考えてどんどん焦ってくるといったような話を聞くことがあります。

漢方の処方例に、血を補うとされる当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)、四物湯(しもつとう)、加味逍遙散(かみしょうようさん)などがあります。不眠の症状があれば、前述の酸棗仁湯を使うこともあります。

「血」を作り出すために、夜に質の良い睡眠を取るようにしましょう。食事では、「血」の材料になるとされる肉や魚、卵などのたんぱく質を摂り、緑黄色野菜も積極的にいただきましょう。「肝」が不調になると、ストレスから胃痛や下痢などになることもあるので、食べる際はよく噛むことを忘れずに。小腹がすいたときは、適量のナツメがおすすめです。

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